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植物由来ケイ素について

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シリカは、吸収率で選ぶ。

同じ量を飲んでも、体に取り込まれる量は同じではありません。
私たちがもみ殻から抽出しているのは、水に溶ける植物由来のシリカです。鉱物由来のシリカに比べ、約1.8倍吸収されることを臨床試験で確認しています。

原料の供給・受託製造をご検討の企業さまへ。40年余りの研究で分かってきたことを、根拠となる試験の内容とあわせてまとめました。

からだの"接着剤"として働く成分です。

シリカは、骨・血管・肌・髪など、体のあらゆる部分をつくる成分を結びつける、いわば"体の接着剤"です。

たとえば骨は、コラーゲンという土台にカルシウムが沈着してつくられます。その結びつきを強くしているのが、シリカです。カルシウムやコラーゲンをどれだけ摂っても、シリカが足りなければ、丈夫でしなやかな骨には仕上がりません。

肌も、髪も、血管も、同じしくみです。シリカは、それ自体が主役になる成分ではありません。けれど、これがなければ、ほかの成分が力を発揮できない。からだの土台を、静かに支えている成分です。

コラーゲン線維をシリカが束ね、骨・血管・肌・髪を支える関係を示すイメージ図

シリカが関わる構造

構造シリカの働き
コラーゲン線維同士を束ねて結束を強める
エラスチン構造を安定させる
ケラチン生成を支える
骨コラーゲン基質の形成に関与する
軟骨関節の構造維持に関与する

数ある成分のなかで、コラーゲンやエラスチンを束ねて強くし、骨・血管・皮膚・結合組織の強度としなやかさを同時に高められるのは、シリカだけです。

体内ではつくれず、年齢とともに減っていきます。

シリカは、人の体内で合成することができません。そして、加齢とともに確実に減っていきます。理由を6つに分けてご説明します。

① 体内でつくれない

からだの土台を支える成分でありながら、人はシリカを体内で合成できません。摂らなければ、減っていく一方の成分です。日本人の90%以上がシリカ不足に陥っていると指摘されています。

② 20代後半から減り始める

体内のシリカ量は、誕生時をピークに減少していきます。20代後半から減り始め、40代では出生時の半分以下にまで低下します。

肌のハリが以前と違う。髪のパサつきが気になる。爪が割れやすい。そうした変化を感じ始める時期と、体内のシリカが減っていく時期は重なります。意識して補う必要性が高まるのは、30代以降です。

年齢別・体内シリカ量の減少曲線。誕生時をピークに、20代後半から減少が加速し、40代では50%以下になる

※ 一般的な傾向を示す概念図です。個人差があります。

③ 1日に必要な量

成人は、尿や汗、髪や爪などの代謝によって、1日あたり10〜40mgのケイ素を失っています。仕事や外出、運動などで体をよく動かす方は、50mg以上を失うこともあります。

活動量1日の推奨摂取量
日常的に活動量が少ない方10〜40mg/日
活動的な方50mg以上/日

④ 食事では補いきれない

農薬や化学肥料の多様化によって土壌の微生物が減少し、植物が土壌中のシリカを吸収する力が弱まっています。その結果、穀物や野菜に含まれるシリカの量は大幅に減りました。

シリカを多く含む食品として、ワカメが知られています。しかし、1日に必要な量を食事だけで満たそうとすると、ワカメで約6kgが必要になります。毎日続けられる量ではありません。

ワカメ約6kgの山盛りと、1日に必要な量に相当する小さな器を並べたビジュアル

⑤ シリカがなければ、コラーゲンは働けない

シリカには、コラーゲン同士を束ねて強くする働きがあります。

コラーゲンは肌だけでなく、骨・血管・関節など全身の構造を支えています。加齢によって質が低下すると、さまざまな不調につながります。シリカが不足すると、コラーゲンは十分に働けません。土台そのものが弱くなるということです。

⑥ 全身を支える、ほかにないミネラル

シリカは、血管・骨・肌・髪・爪など、全身の構造を支えるミネラルです。

コラーゲンやエラスチンを束ねて強くし、骨・血管・皮膚・結合組織の強度としなやかさを同時に高める。この役割を担える成分は、ほかにありません。

シリカには大きく2つの由来があり、体内での働き方も異なります。

シリカには、石や砂に含まれる"鉱物由来"と、植物や人など生き物の体に存在する"生物由来"があります。私たちの体になじむのは、生き物と同じ構造を持つ生物由来のシリカです。

大分類内訳主な由来体内に取り込む用途での特徴
鉱物由来結晶質石英・水晶・珪石ケイ素が結晶化してできた鉱物。粒子が大きく、さらに粒子同士が結合して大きくなる性質があるため、体が利用できる細かい形になりにくい
鉱物由来潜晶質珪藻土・湧水・天然水結晶構造が少量含まれている状態。天然のミネラルウォーターに含まれるシリカもこれにあたる
生物由来非晶質もみ殻などのイネ科植物結晶構造を持たない。水に溶ける「オルトシリカ」として存在し、人の体内にあるシリカと同じ形。親和性が高く、余剰分は排出される

当社原料について

当社が使用しているのは、三重県産のもみ殻です。

稲は、根から分泌する成分で土中のケイ素を溶かして吸収し、茎の節を経て、もみ殻に非晶質シリカとして蓄えます。この、一度植物を通したシリカを原料としています。

抽出から溶液化までの全工程は、岐阜県美濃市の自社設備で行っています。

植物由来と鉱物由来の違い

ここで比べているのは、素材の優劣ではありません。

鉱物由来のシリカは、ガラス、半導体、農業資材、工業材料など、私たちの暮らしを支える幅広い分野で欠かせない素材です。「人が体内に取り込む」という一点において、構造の違いが体内での利用のされ方にどう関わるか。それだけを整理しています。

比較の観点鉱物由来シリカ植物由来シリカ(当社)
性質無機ケイ素(結晶質)有機ケイ素(非晶質)
体内での形粒子として存在する水溶性オルトシリカ(人の体内にあるシリカと同じ形)
分子・粒子サイズ数十nm〜数千nm約0.3nm(水分子と同等)
水への溶けやすさ溶けにくい溶ける
胃酸環境での挙動中和により、粒子が再び大きくなる(凝集・重合)と報告されている粒子化せず、オルトシリカのまま
腸での吸収吸収孔を通過しにくい吸収孔を通過しやすい
吸収率(臨床)―鉱物由来の約1.8倍
主な用途建材・ガラス・セラミックス・研磨剤・食品添加物など飲食・化粧品など、体に取り入れる用途
胃酸環境での挙動の違いの模式図。鉱物由来シリカは粒子が再結合して吸収孔を通過できず、植物由来シリカは小さいまま吸収孔を通過する

鉱物由来のシリカは、加工によって一時的に粒子を小さくしても、時間の経過とともに粒子同士が結びついて再び大きくなる性質があります。とくに胃酸に反応した際に、この変化が起こると報告されています。

一方、植物由来のシリカは、胃酸で中和されても粒子になりません。約0.3nmという、水分子と同じ大きさのまま、腸の吸収孔を通過します。

同じ量を飲んでも、体に届く量は同じではありません。

東京予防医療クリニックで実施した比較試験により、植物由来シリカは鉱物由来シリカの約1.8倍吸収されやすいことを確認しています。

同じ量を摂っても、体に取り込まれる量が異なる。原料としてご検討いただくうえで、最も重要な差はここにあります。

鉱物由来を100としたときの相対値

鉱物由来シリカ
100
植物由来シリカ(当社)
180
約1.8倍
同じ量を飲んでも、体に届く量が違います。

※ 臨床試験にもとづく相対値です。試験の詳細は下記の試験報告書をご覧ください。

試験の詳細は、試験報告書「鉱物由来及び植物由来のシリカによる体内吸収比較試験」(2020年2月・東京予防医療クリニック)にてご確認いただけます。

試験報告書(PDF)を見る

安全性と国際的な位置づけ

実施している安全性試験

当社では、取り扱う原料の安全性を判断していただけるよう、試験データを公開しています。

試験名対象
276残留農薬試験原料
植物性シリカ粉末 非臨床試験粉末
一般生菌・重金属試験原料
放射能試験原料
トランス脂肪酸試験原料
飽和脂肪酸試験原料
アモルファスX線回折測定試験粉末
経年による品質試験(開封済み・未開封)濃縮液

詳細な試験成績書の閲覧をご希望の場合は、お問い合わせください。

国際的な位置づけ

FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、食品添加物としての二酸化ケイ素を「非晶質の物質」と定義し、ADI(一日摂取許容量)を「設定しない(not specified)」と評価しています。

項目内容
評価機関FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)
評価対象二酸化ケイ素(Silicon dioxide)/INS No. 551
規格書の表題SILICON DIOXIDE, AMORPHOUS(非晶質二酸化ケイ素)
評価区分ADI「設定しない(not specified)」
確立1985年・第29回会合
直近の扱い2017年・第84回会合/規格についてのみ検討

ADIとは、人が生涯にわたり毎日摂取しても健康への悪影響がないと推定される、一日あたりの量のことです。「設定しない」という評価は、量の上限を定める必要がないと判断されたことを意味します。

なお、JECFAが規格を定めているのは、合成により製造された非晶質シリカです。当社の植物由来シリカはもみ殻を原料とするため、この規格の対象ではありません。上記は、非晶質シリカが国際的にどのように位置づけられているかを示す参考情報として掲載しています。

シリカを配合した商品の企画・製造を承ります

当社がご提供しているのは、原料にとどまりません。もみ殻の調達から原料の製造、溶液化、商品化に至るまで、全工程を自社で担っております。そのため、商品構想の段階からご相談を承り、製品化まで一貫してお引き受けすることが可能です。

飲料、化粧品、菓子類をはじめ、貴社ブランドでの商品化にお応えいたします。

つくれる商品

お水+機能性原料
サプリメント
化粧品
お菓子
調味料
食品
日用品
ペット用品

上記は一例です。記載のない商品につきましても、お気軽にご相談ください。

既存商品へのシリカ配合

新規の商品開発に限らず、貴社が既にお取り扱いの商品へシリカを配合することも可能です。

当社の植物由来シリカは水溶性の液体であり、加熱・冷却によって成分が変化いたしません。加温・加熱を伴う製造工程にも対応可能です。

ご相談にあたって

当社製品はアルカリ性によってケイ素成分の安定を保持しているため、酸性の強い商品との組み合わせにおいては、風味や性状に影響が生じる場合がございます。試作の段階より、技術・薬事の両面から担当者がご対応いたします。まずはご相談ください。

選ばれる基準が、変わりつつあります。

シリカ市場は約300億円に達しています。2016年の約150億円から数年で倍増し、ブームで終わることなく、生活に根づきました。

そして次に問われるのは、中身です。表示濃度は正確か。結晶質か、非晶質か。原料はどこから来たのか。人が摂取すべきシリカを選べる環境があってはじめて、植物由来シリカの価値は伝わります。

私たちは、もみ殻の調達から原料の製造、溶液化、製品化までを自社で一貫して行っています。品質の裏付けと価格の両面で、採用いただく企業の条件に合わせられる体制を整えてきました。

珪素(シリカ)商材市場規模の推移(小売ベース)

2016年
約150億円
2024年
約300億円
約2倍
ブームで終わることなく、生活に根づきました。

出典:健康産業新聞調べ/珪素(シリカ)商材市場・小売ベース・2024年

シリカ濃度とケイ素濃度の読み方

シリカ商品には「シリカ濃度」と「ケイ素濃度」のいずれかが表示されています。この2つは、同じものを別の基準で表した数値です。

ケイ素は自然界では単体で存在できず、2つの酸素と結合して安定します。この状態がシリカ(SiO₂)です。

ケイ素原子1個と酸素原子2個が結合してシリカ(SiO2)になる関係を示す図
項目原子量内容
シリカ60.1ケイ素1原子(28.1)+酸素2原子(16×2)
ケイ素28.1ケイ素単体

つまり、シリカ濃度は酸素の量を含んだ濃度であり、ケイ素濃度は酸素を含まない純粋なケイ素の量を指します。

換算例

表示数値
ケイ素濃度9,000ppm(100mLあたり900mg)
シリカ濃度に換算すると19,260ppm(100mLあたり1,926mg)

数値だけを比べると、シリカ濃度で表示された商品のほうが高く見えます。お見積りや仕様のご検討の際は、どちらの基準による数値かをご確認ください。

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電話:0575-36-4879(受付時間 平日 9:00〜17:00)