シリカとケイ素の違い

ケイ素は自然界では単体で存在できないため、二つの酸素と結合することで安定し存在しています。この状態を「SiO₂」シリカと言います

シリカ濃度とケイ素濃度について

シリカ商品には「シリカ濃度:PPM」「ケイ素濃度:PPM」といずれかの表示があります。これについて説明します。

 

シリカの原子量 = 60.1

一つのケイ素原子(28.1)に二つの酸素原子(16×2)が結合している状態なので、60.1となります。

Silica.png

ケイ素の原子量 = 28.1

ケイ素単体の原子量のことで、28.1となります。                                              

 

したがってシリカ濃度とはケイ素以外に

酸素の量を2倍以上含む濃度であり、

ケイ素濃度とは酸素を含まない純粋なケイ素の量を指します。