植物由来シリカとは
研究開発についてのメッセージ
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工学博士
元 大阪府立高専 教授
中崎 義明

東京予防医療クリニック 院長
獨協大学 名誉教授
森 吉臣
シリカと人の深いかかわり
何故シリカ(ケイ素)が必要なのか?
シリカは、骨・血管・肌・髪など体のあらゆる部分をつくる成分をしっかり結びつける“体の接着剤”です。

例えば、骨はコラーゲンという土台にカルシウムが沈着してつくられますが、その結びつきを強くするのがシリカです。カルシウムやコラーゲンをどれだけ摂っても、シリカが不足しているとその結びつきは弱く“丈夫でしなやかな骨”にはなりません。肌や髪、血管などでシリカが不足すると、見た目には老化が進むため、アンチエイジングの分野では若返りのミネラルとして研究されています。
【成人一日当たりのケイ素消耗量は10~40mgと言われています】
シリカは体内で生成する事が出来ないミネラルなので、外部から摂取しなければいけません。「摂らないと減る一方」。
実際に日本人の90%以上がシリカ不足に陥っていると指摘されています

〜シリカが不足しているとき〜

〜シリカが十分に足りているとき〜

シリカ (ケイ素) の有効性
医療先進国ドイツでは、『ケイ素サプリメント』は、国民の常備薬と呼ばれる程人気があります。その理由は、健康・美容のためにはシリカ(ケイ素)不足の解消がもはや不可欠ということが、様々な臨床実験等で次々と証明されているからです。
その流れは欧米やアジア、近年では日本国内においても「健康に過ごしたい」「病気にならないような体を維持したい」「いつまでも若々しく健康でいたい」「綺麗でいたい」という方に広まっており、ケイ素は必要不可欠なミネラル成分である事が認知されてきています。
またシリカは安全性が高いため、医薬品、化粧品、歯磨き剤、食品とわれわれの体に直接触れるところにも使用されています。医薬品では、滑沢剤、叙放剤、賦形剤に使用されていて、最近ではメカノケミカルを用いた薬剤の溶解性改良にも応用されています。また、体には直接触れませんが、クロマトグラフィーの固定相に用いることで、分離や精製、分析にも使用されていて、最近では新型コロナウィルスのワクチンにも用いられています。
そしてケイ素は、我々人間の健康・美容にとどまらず、工業、農業、エネルギー、環境分野においても、大変大きな役割を果たす可能性があることが分かっています。特に環境分野では吸着の特徴を生かし、水質改善などに利用するところも出てきました。また、エネルギー分野では、太陽光発電の蓄電率がこれまでのものと比べ、効率の良いことも判明し、ケイ素を使用したことで、これまで進んでいなかった太陽光発電に関しても、一般家庭での設置も含め、急速に広がっています。
水質改善
太陽光発電
農業
工業
シリカ (ケイ素) について
シリカ(ケイ素)とは?

シリカはケイ素の酸化物で二酸化ケイ素やシリコンとも呼ばれ、元素記号Si、原子番号14となります。
シリカは鉱物性〈結晶質〉・珪藻類〈潜晶質〉・植物〈非晶質〉の3種類に分類されています。
鉱物(水晶・石英)から抽出「結晶質」
ケイ素が結晶化してできた鉱物(石英)で、私たちの身近なものではガラスの原料や、その他にも農業用、工業用に使用されます。粒子が大きく、体内への吸収率が悪く、大量摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性もあります。摂取する場合は注意が必要です。
珪藻土や湧き水に含まれる「潜晶質」
動植物の死骸が石灰化したものに元々含まれる不溶性のシリカが原料。天然のミネラルウォーターなどに含まれるシリカも潜晶質に含まれる。
植物から抽出「非晶質」
土中のケイ素を稲の根から分泌される成分によって溶かして吸収し蓄積したもの。ケイ素以外のミネラル成分も豊富です。超微粒子(ナノサイズ)、キレート作用、マイナス電荷などにより吸収率が高く、余分に摂取した分は排出されます。一度植物を通しているので安全性も高く、より人の体に適したかたちで摂取することができます。

非晶質シリカの国際的な位置づけ
FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、食品添加物としての二酸化ケイ素を「非晶質の物質」と定義し、
ADI(一日摂取許容量)を「設定しない」と評価しています。
評価機関:FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)
評価対象:二酸化ケイ素(Silicon dioxide)/INS No. 551
規格書の表題:SILICON DIOXIDE, AMORPHOUS(非晶質二酸化ケイ素)
定義:非晶質の物質。合成により製造される
評価区分:ADI「設定しない(not specified)」
評価の性格:二酸化ケイ素および特定のケイ酸塩に対するグループADI
確立:1985年・第29回会合
直近の扱い:2017年・第84回会合/規格についてのみ検討
報告書:TRS 1007-JECFA 84/66
規格:FAO JECFA Monographs 20/41
JECFAが規格を定めているのは、合成により製造された非晶質シリカです。当社の植物由来シリカはもみ殻を原料とするため、この規格の対象ではありません。
上記は、非晶質シリカが国際的にどのように位置づけられているかを示す参考情報として掲載しています。当社製品自体の分析データはエビデンスページをご覧ください。
ADI:一日摂取許容量(Acceptable Daily Intake)。人が生涯にわたり毎日摂取しても健康への悪影響がないと推定される一日あたりの量。
JECFA:国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が設置した「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議」の略称。
出典:WHO JECFA評価データベース(SILICA / INS 551)
https://apps.who.int/food-additives-contaminants-jecfa-database/Home/Chemical/2461
An ADI 'not specified' for silicon dioxide and certain silicates was established at the 29th JECFA (1985).
安全で親和性の高い
非結晶(非晶質)のケイ素は植物から
穀物類
大麦・小麦
大豆・オーツ麦
野菜類
じゃがいも・ごぼう・玉ねぎ・アスパラ
海藻類
わかめ・ひじき・あおさ・のり
シリカとケイ素の違い

ケイ素は地球の地殻で酸素の次に多い元素です。
自然界では単体で存在できないため、二つの酸素と結合することで安定し存在しています。この状態を「SiO₂」シリカと言います

●シリカ濃度とケイ素濃度について
シリカ商品には「シリカ濃度:PPM」「ケイ素濃度:PPM」といずれかの表示があります。これについて説明します。
シリカの原子量 = 60.1
一つのケイ素原子(28.1)に二つの酸素原子(16×2)が結合している状態なので、60.1となります。
ケイ素の原子量 = 28.1
ケイ素単体の原子量のことで、28.1となります。
したがってシリカ濃度とはケイ素以外に酸素の量を2倍以上含む濃度でありケイ素濃度とは酸素を含まない純粋なケイ素の量を指します。
例えば・・・
9,000ppm=100mlあたり900mg
これをシリカ含有量(SiO₂含有量)で表すと
100mlあたり1,926mg
シリカの摂取方法
シリカ(ケイ素)の摂取方法
老化を防ぎ、健康な体を維持するためには、不足するシリカを積極的に身体の外から補給する必要があります。
シリカは、イモや海藻、未精製の穀類などの食品に多く含まれています。
穀類に含まれるシリカ

・大麦:233mg ・精白米:0.5mg
・小麦:160mg ・玄米:5mg
・オーツ麦:600mg ・豆腐:0.5㎎
・大豆:1.1㎎
野菜に含まれるシリカ

・じゃがいも:200mg ・玉ねぎ:0.48mg
・トマト:0.56mg ・キャベツ:0.43mg
・アスパラ:18mg ・大根:1.3mg
・かぼちゃ:7㎎ ・人参:1.8mg
果物に含まれるシリカ

・りんご:0.17mg ・柿:0.87mg
・バナナ:1.0mg ・みかん:0.29mg
・なし:0.1mg ・ぶどう:0.58㎎
・いちご:2.3mg ・さくらんぼ:0.31mg
海藻に含まれるシリカ

・わかめ:0.82mg
・ひじき:180mg
・もずく:8.4mg
・のり:11㎎
食品だけで摂取するのは難しいシリカ(ケイ素)
10 ~ 15 杯 = 1日分
成人1人あたりのケイ素の消耗量は、1日10mg~40mgと言われています。
シリカ(ケイ素)は日々の食事から積極的に摂取することによって補うのもひとつの考え方です。ですが、必用なシリカ(ケイ素)を摂取する事は容易ではありません。
非晶質シリカが豊富なワカメの場合でも一日10~15杯、約4kgのワカメを食べてやっと必要な摂取量となります。
またシリカ(ケイ素)は溶けにくい(吸収されにくい)性質があり、食事からのシリカ摂取だけでは非常に難しくサプリメントでの補給が必要です。水溶性のシリカは、非常に粒子が細かいため、小腸で吸収されやすいのが特徴で、食事などから摂取するよりも効率的に体内にシリカを摂り込むことができるのが大きなメリットです。

<参考文献>
・食品および栄養補助食品および機能性食品に栄養目的で添加されるその他の供給源由来のケイ素の供給源、生物学的利用能、および安全性
・ケイ素の栄養上の重要性の可能性に関する最新情報
・ケイ素と骨の健康