医療団体 日本ケイ素医療臨床研究会
日本ケイ素医療臨床研究会は、医療に携わる現役医師の発信する医学的根拠やメカニズム、更には臨床結果に触れた確かな情報を発信していきます。
日本ケイ素医療臨床研究会 目次
日本ケイ素医療臨床研究会とは
ケイ素を活用した医療の取り組みとして、ケイ素を医学に取り入れて、我々の健康の為にどう役立てていくのかを研究するために、活動を行う医療団体です。
【活動の目的】
- 人にとって、安全で親和性の高い植物性ケイ素の普及
- ケイ素を活用し、効果のある健康食品の誕生を目指す。
- 臨床に籾殻ケイ素を使用し、改善効果のエビデンスを得る。
医療団体 日本ケイ素医療臨床研究会 会長 森 吉臣 医学博士
1984年:獨協医科大学病理学教授
2004年:獨協医科大学退職
2004年:米国 AA研修 獨協医科大学名誉教授
<研究>
外科病理診断学に関する研究
電子顕微鏡による超微細形態病理学的研究
活性酸素障害に関する病理研究
2005年:赤坂AAクリニック開院
2009年:医療法人健若会 設立
<認定医・専門医>
日本臨床抗老化医学会認定医
キレーション療法認定医
日本オゾン療法認定医
高濃度ビタミンC点滴専門医
2004年まで大学で、病理学を専門に教えていました。
病理学とは、主に病気はどうしてできるのか、病気がどのように体を蝕んでいくのか等を明らかにする事を目的とする学問です。
これまでに、電子顕微鏡、免疫、活性酸素など、様々な研究を行ってきましたが、臨床の場では対処療法が多く、根本的なところから治さないと無理なのではないかとずっと考えていました。
61歳の時に予防医学をやりたくて渡米。62歳で赤坂AAクリニックを開院しました。
AAは「アンチエイジング」です。日本では“美容医療”という認識になっていますが、アンチエイジングとは老化しない 病気をはねのけるような自然治癒力、自己治癒力を持った “予防医療”です。アメリカで始まったアンチエイジングの考え方と、私自身がやりたかった予防医療が時代的に一致したため、今後は、予防医療の方に力を入れたいと考え、赤坂AAクリニックを立ち上げ、そこから猛烈に勉強して、認定医、専門医を取り、団体を立ち上げました。今後はケイ素の方にも力を入れていきたいと考え、この日本ケイ素臨床学研究会を立ち上げました。
- 一般社団法人 日本オゾン・水素療法協会会長
- 日本ケイ素臨床医学研究会会長
- NPO法人 日本アンチエイジングメディカル協会理事長
- 一般社団法人 国際個別化医療学会理事
- 点滴療法研究会理事
- 一般社団法人 水素健康推進協会理事
体にとって欠かせない「ミネラル」のお話
近年、生命活動において、ミネラルが重要視されています。ミネラルは、ビタミンや酵素が機能して代謝を行い、それによって体の「生命活動」が成り立っています。
すべての物質は元素から出来ていますが、96%は、水素、酸素、窒素、炭素です。
残りの4%がミネラルとなりますが、わずか4%の元素の中に20~30種類もの栄養素が含まれているといわれています。また、ミネラルは身体において非常に重要で、ひとつでも欠けると体に不調をきたしてしまうとまで言われています。
健康とミネラル
【ミネラルとは】
- 全ての物質は元素から出来ている
- 96%は 水素 酸素 窒素 炭素
- 4%の元素をミネラル 約100種
- ヒトの栄養素として必要なミネラルは約20種
- 自分で作れないので、摂取が必要
4%の元素ミネラルに、20~30種類もの栄養素が含まれています。
微量なので、1個ぐらいなくても良いだろうと思われがちですが、ごく微量でも生命に関わるぐらい大事なものです。
カラダを構成しているミネラルは、非常に重要で、ミネラルが不足してしまうと、病気や老化の原因となってしまいます。
ケイ素は、宇宙から見ると非常に多い元素です。地球を作っている地殻表面の28%はケイ素です。
【最新のミネラル測定方法】オリゴスキャン(OligoScan)検査
ミネラルの計測が非常に簡単に!
これまでのミネラルの計測は、血液、尿、毛髪などで測定していましたが、最新のミネラルの計測方法として、オリゴスキャン(OligoScan)検査が登場しました。
オリゴスキャン検査は、非常に簡単に素早く、身体の組織を正確に測る事が可能な装置で、約15秒で結果が出るという注目の検査方法です。
<計測方法>
手のひらに光を当てて(4か所)計測します。測定した情報は、ネット回線を通じて、ルクセンブルグに送られ、スーパーコンピューターで解析した情報が返ってきます。(15秒ぐらいで結果が出ます)
日本ケイ素医療臨床研究会の会員である全国のクリニックにおいて、OligoScanミネラル測定が、どなたも利用できるように整備して参ります。
また、オリゴスキャンを使用し、ケイ素不足と病気の関係を臨床して参ります。
【若さと健康を保つために】
日本人の平均寿命が延びていますが、いつまでも健康で若々しくありたいというのは、人々の願いです。
また、健康寿命を延ばしていくために【加齢】に焦点を当てた、予防医学である「アンチエイジング医学」が注目を集めています。
加齢による老化は、病気の原因にもなります。
過食による腸内フローラの乱れや、ミネラル不足(亜鉛、ケイ素、クロム)、酸化、肥満、運動不足などを解消して、健康で病気知らずの人生を歩みたいものですね。
【必要なミネラル20種】 ―OligoScan検査―
【症例】 61歳 男性 糖尿病、疲労感
不足ミネラル → 亜鉛、クロム、ケイ素、銅、鉄
日本人のミネラル欠乏の頻度。
日本ケイ素医療臨床研究会の森先生が代表を務める赤坂AAクリニックが、100人を対象に行った、オリゴスキャン調査によると、約50%以上の方にミネラルが欠乏しているという結果が出ました。
【日本人のミネラル欠乏の頻度】(赤坂AAクリニック調査 100名)
オリゴスキャン検査の結果 ※50%以上の人が欠乏 → ケイ素(si)、亜鉛(zn)、クロム(Cr) ケイ素は95%ぐらいの人が足りていない状態。
若さと健康の源 ケイ素の働き
ケイ素は身体のすべての細胞に存在する栄養素です。
コラーゲンの生成
「骨」「関節」「血管」「皮膚」「毛髪」「歯」「爪の形成」など、コラーゲンでできています。
ケイ素は、身体の中で重要な役割をします。 「免疫力」「抗酸化力」「新陳代謝」 「ミトコンドリアの活性化」「腸内フローラ調整」 「デトックス効果」
▲人間の骨格を作るために必要な物。(人が住むために重要なものと同じです。)
ケイ素が体に不足すると、身体に様々な影響を及ぼします。
- 老化進行(シミ、しわ、皮膚が荒れ、白髪が増え、薄毛)
- 骨粗鬆症
- 動脈硬化(高血圧、心筋梗塞、脳梗塞)
- 糖尿病
- 感染症(風邪、肺炎、ヘルペス、真菌症)
- エネルギー低下(疲労感、体力の衰え、外出しない)
- 脳の老化(認知症、パーキンソン病、うつ)
ケイ素は年齢と共に体内から減少します。
老化や病気を引き起こす原因にもなりますので、積極的にケイ素を取り入れる必要があります。
ケイ素量の測定値 (OligoScan検査)
ー加齢で減少する傾向ー
植物性と鉱物性
ケイ素吸収性の予備実験
実験目的:ケイ素サプリ服用後の体内の増減から、吸収性の相違を測定する
投与方法:液体サプリを、毎日30ml、6日間服用
測定方法:実験前後でOligoScan検査で測定
植物性ケイ素服用後(6日間)の抗酸化力
ー SpotChem検査 ー 参考供覧 森 75歳
検査結果と参考値
検査結果と参考値
糖尿病の治療、合併症の予防や治療
日本には、糖尿病の患者数が増えています。
糖尿病患者数:約1,000万人(予備軍患者数 約1,000万人)、20歳以上(1億375万人中)の5人に1人が糖尿病又は予備軍という状況です。
糖尿病の治療は、食事療法(カロリー制限)、運動療法(インスリン抵抗を低下)、薬物療法(糖吸収抑制、インスリン分泌)などが行われますが、最近、糖尿病に対する新しい考え方(研究)が出てきました。
今までは「過食」があって、「インスリン抵抗増大」が糖尿病の原因と考えられていましたが、最近では、その間に「腸内フローラの乱れ」があるという事が解ってきました。
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(順天堂大学大学院医学研究科・代謝内分泌内科学 佐藤淳子ら。 米国学術誌「Diabetes Care」)
2型糖尿病患者では腸内フローラのバランスが乱れやすいことを確かめた。腸内フローラが乱れていると、腸内細菌が腸内から血流中へ移行しやすい。
血液中の腸内細菌検査
対照者では50名中2名(検出率4%)の血液中に腸内細菌が検出。
2型糖尿病患者で50名中14名(検出率28%)の血液中に腸内細菌が検出
新しい糖尿病発症メカニズム
腸管上皮のバリア破壊 → 腸内細菌が血中に侵入 →慢性炎症 →インスリン抵抗性増大 → 高血糖 → 糖尿病
インスリン分泌低下、インスリン抵抗性増大
1. 膵臓β細胞の傷害、破壊
2. 微小循環悪化→合併症
過食、活性酸素、運動不足
インスリン抵抗性増大
ケイ素で、腸内フローラの乱れを整える
腸内に、約100兆個の細菌が共生している。
良いバランスの腸内細菌 善玉菌20% 日和見菌70% 悪玉菌10%
水溶性食物繊維が善玉菌のエサとなり善玉菌を殖やす
水溶性食物繊維は、主にケイ素から出来ている
ミネラルは糖代謝能をあげる
インスリン分泌 亜鉛 ケイ素
インスリン抵抗の改善 クロム ケイ素
ミトコンドリア活性による糖の燃焼 ケイ素
糖尿病患者への臨床試験
糖尿病の人にケイ素を飲んで頂いて(一回5㏄を水などと一緒に、3回に分けて飲用)、どのように糖尿病に影響を与えるか臨床を実施しました。
男性患者 | 4名 |
女性患者 | 3名 |
計 | 7名 |
植物性ケイ素の今後の展開
生命活動にはミネラルが重要ですが、日本人にはケイ素や亜鉛、クロムが不足しています。
また、糖尿病の治療、そして合併症の予防や治療に、ケイ素が有効である事が実証できました。
高齢化社会となり糖尿病人口も多い日本人にとって最も必要なサプリメントは安全で高品質の植物性ケイ素であると考えます。
医療団体 日本ケイ素医療臨床研究会は、今後もケイ素を活用した医療の取り組みとして、様々な臨床試験を行い、皆様にとって有益な情報をご提供できるよう努めて参ります。
◆日本ケイ素医療臨床研究会会長 森 吉臣 医学博士 監修商品
【Dr`s Power(ドクターズパワー)】
医療団体 日本ケイ素医療臨床研究会について
設立 2017年12月
会長 医療法人健若会 総院長 森 吉臣
理事 淀屋橋クアトロ®クリニック 院長 菅野渉平
理事 赤坂ファミリークリニック 院長 伊藤明子
理事 医療法人福徳永会 理事長 斎木豊徳
医師会員(目標 300名)
OligoScan検査でミネラル測定可能なクリニックで、ミネラルバランスの 改善相談・指導、及び、必要ミネラルサプリの処方が可能
会員同士の情報交換と研究発表
海外との情報交換と共同研究